荷造りの最中に「どうやって運んでもらえばいいの?」と一瞬固まってしまうアイテムといえば布団ですよね。
重く、場所も取ってしまう布団は梱包に手間取ってしまい、悩みの種となる存在です。
布団や毛布はどのようにして新居に移すことが有効なのでしょうか。
まず、専門業者に引越しを依頼するのであれば、事前に布団を梱包する必要はまずありません。
布団袋のレンタルや、専用のケースに収納し、傷や汚れが付かないように運んでくれる業者が大多数ですから、引越し当日まで普段通りに使用して構いません。
また、前日の夜まで使用するので、こちらでは梱包を行わないでおきましょう。
ただし、繁忙期では布団ケースの数が足りなくなったり、スペースの問題でトラックに乗り切らなくなるというトラブルが起きる可能性があるため、見積もりを受ける際に布団と毛布の数を正確に伝えておきましょう。
もしも引越し業者が布団の梱包に対応していなかったり、業者を利用せずに自力で引越しをするという場合には、自分自身の手で布団を傷めることなく引越しを完了させるための準備を整えましょう。
布団はデリケートな品物ですから、ちょっとした凹凸に引っかかっただけで破れてしまったり、シミが付いてしまうことがあります。
従って裸のまま布団を運ぶことは絶対にNG。
購入時に付いてきた袋が残っている場合には元通りに収納しておきましょう。
布団袋を既に処分してしまっているという場合や、少しでも布団を小さくして運びやすくしたいという場合には、100円ショップや寝具店等で販売されている圧縮袋を利用することがおすすめです。
圧縮袋を利用すれば布団のかさを1/3程度にまで減らすことができ、運びやすさも大幅に増します。
その上、同時に耐水性にも優れた袋で梱包することもできますから、布団の引越しには欠かせないアイテムとも言えるのです。
もちろん、使わない季節ものの布団は圧縮袋でスペースを確保できるので転居先でも整理整頓しやすく一石二鳥です。
圧縮袋を購入する費用ももったいない場合は、ダンボールにぎゅうぎゅうに詰めるか、見た目は悪いですがゴミ袋で代用しましょう。